平成25年度関西成章会総会

平成25年度総会表紙

日時:平成25年10月19日
場所:ホテル「ホップイン」アミング
当番:高校20~22回

 今年の総会は、会場の都合により、例年とは異なって10月19日(土)に開催されました。会員・来賓合わせて82名の出席のもと、黒谷貞子副会長(高8回)の開会の辞によって会が始まりました。
 今回の主役は、ヤクルトスワローズの小川泰弘投手。最下位のチームにありながら16勝4敗の好成績を挙げて最多勝と最高勝率の2冠に輝き、新人王も最有力視されています。阪本正彦会長の尽力により、会場の壁面一杯に、小川投手の活躍を伝える新聞記事等が貼りだされ、シャツ・帽子などの小川グッヅも並べられて雰囲気を盛り上げました。多くの総会出席者から小川投手を称える発言が聞かれました。
 そんな中、出席者たちの心を打ったのは、前成章高校野球部監督の糟谷先生の講話でした。糟谷先生は、今年6月に逝去された元野球部監督の山本昌彦先生のことをまず語られました。糟谷先生が成章野球部の捕手だったころ、3年生になるまではすべての投球を山本監督が指示されたという裏話や、試合前日に山本監督が予言・指示されたとおりに試合が動いて驚いたといったエピソードなども交え、いかに名監督であったかが具体的に紹介されました。
 山本先生の数々の教えは、後に監督になった糟谷先生を通じて野球部員に伝えられましたが、その教えをまさに具現化しているように思えるのが小川投手だということです。「努力のない所に勝利の女神はほほ笑まんぞ」という山本先生の教え通り、小川投手は常に努力を重ねています。
 小川投手については、彼を抑え切る捕手として田原中学から獲得した丸山選手のこと、体の小さい小川投手の生命線とも言うべき内角攻めにまつわるエピソード、投球術に活かされている「後出しじゃんけん」の強さなどが紹介されました。登板時、ブルペンからプレートまでチームの先頭を切って走っていく小川投手の姿勢に、こういう教え子を持って本当によかったと感じておられるとのことでした。
 講話の途中で、関西成章会への小川投手からのビデオメッセージが流されましたが、「これは小川の性格をよく表しています。面白みのない男です」という糟谷先生の評に会場は大爆笑でした。 (糟谷先生の講話は、別途当ホームページに掲載する予定です)
 濵島好男副会長(高4回)による開宴の辞と半田一雄先生による乾杯の音頭によって始まった懇親会では、各テーブルで話に花が咲き、至る所で笑い声が起こり、例年に勝るとも劣らずにぎやかな歓談が続きました。
 恒例の抽選会では、渥美の花や漬物の他、ヤクルトスワローズの応援グッヅである傘や、阪本会長の好意による外国の民芸品などが供され、笑顔が会場にあふれました。
 歓談尽きぬ中、旧制中学校校歌、高校校歌、応援歌の大合唱が行われ、会は最高潮に達しました。元応援団の讃岐俊宣氏(高21回)の見事なエールによる三々七拍子、鳥田卓氏(中27B)による万歳三唱に続き、瀧崎勝江副会長(高15回)による閉宴の辞で、興奮冷めやらぬまま会はお開きとなりました。

出席者82名
  成章会より
    松井昭成章会会長
    林 芙美子成章会副会長
    渡会一昭成章会監事
    岸上定司前岐阜成章会会長
    石川忠男岐阜成章会会長
    小久保朝雄関東成章会副会長
    河合勝男豊橋成章会会長
    松橋征子名古屋成章会幹事

  恩  師
    半田一雄、森下保幸、岡崎馨、中島秀吉の各先生

  母校より
    鈴木雅也校長
    糟谷寛文教諭(前野球部監督)

  関西成章会会員               
    男性 33名                 
    女性 16名

  他地区成章会会員等
    男性 13名
       女性  6名

 




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